こんにちわ。
野菜ソムリエの伊藤まゆみです。
食推協(食生活改善推進協議会)の研修、
今回のテーマは『学校給食』。
袋井市の中部給食センターの献立を作成されている栄養士さんより、学校給食の現況と取り組みなどについてお話をいただきました。
中部給食センターでは、
・最先端の衛生管理システムと厨房設備
・アレルギー対応
・職員による手作り
・授業科目と関連のある献立を組み入れる
・地元産の野菜を積極的に使用
・児童が収穫した野菜を取り入れる
など、衛生面はもちろんのこと、食育や地産地消にも力を入れていることを改めて知りました。
そして驚いたのが、残食について。
どの学校も多かれ少なかれ残食はあるのですが、その量は学校によって大きく違うということ。
うーん。。。
同じ献立、同じ量の給食でそれほど大きな差が出るということは…?
体格の差は多少あるとしても、それ以上に先生や親の給食に対する意識が大きく左右するのでは…?
例えば先生が、
「今日の献立は〇〇と〇〇と…だよ」「〇〇はこんな料理だよ」「この人参とじゃがいもは袋井で穫れたんだって」「全部残すんじゃなくて、一口がんばってみよう」
例えば親が、
「今日の給食、何だった?」「何が美味しかった?何が食べられなかった?」「それ、今度作ってみようか!」「全部食べたの、えらかったね」
などなど、給食についていろんな話をするとしたら?
子供は興味を持ちますよね。
単に与えられた給食を何も考えずに食べるのと、料理や食材について興味を持って食べるのとでは全然違います。
(もちろん、常に心がけていらっしゃる先生方やお母さん方もいると思いますが。)
栄養士さんが一生懸命考えてくださっている献立、調理スタッフさんが心をこめて作ってくださっている料理。
給食センターさんの思いを改めて知ったので、なんだか今日はいろいろと考えてしまいました…。
ちなみにうちの息子、給食が大好きです。
毎日おかわりするそうです(笑)
それをお伝えしたら、目を潤ませながら喜んでくださいました。
学校給食、親もちゃんと関わっていきたいものです。
袋井市学校給食センター
http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/soshiki/kyusyoku/01/fukuroi_kyushoku/1422535387609.html
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